ヴィクトリカのおおきなトランク

著者の桜庭です。

東京の紀尾井町で開催されている「ルイ・ヴィトンのトランクの歴史展」に行ってきました。
19世紀半ばからの百年間、人と共に旅をしたトランクたちのトランスフォーム史!
ふーむ! 旧シリーズでヴィクトリカがいっぱい積み上げたトランクは…新シリーズで一弥が抱えているトランクは…どれかな〜、とわくわくしました。

帰りに写真右のどでかい本を買いました。いや、これは趣味の散財じゃなく、資料だから!! (というのは、自分へのいいわけ…)

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じつは12年前にも、確か六本木の森ビルで、ルイ・ヴィトンのトランク展がありました。写真左に写っているちいさいのはそのとき買ったほうの本です。
ゴシックを書くとき、何度も何度もめくったものだなぁ〜。

で、こちらは展示してあった1909年の新聞「センチメンタル・コーリング」(って、なんという名前の新聞だ!)。

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「リール駅で宛先不明のトランクから手足を縛られた女性の死体が発見された!」という猟奇的事件を伝える記事ですが…。それにしても…すごい挿絵…! 警官たちの顔…!?
あ! 一弥の勤める〈デイリーロード〉の紙面もこんななのかも〜、とか想像しました。

さて、執筆にもどります。
つぎの巻にもトランクはちょっぴり出てきます!

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