新刊についてのお知らせ

みなさんこんにちは、担当編集です。

暑かった夏もすぎ、一日経つごとに涼しくなってくるような気がします。
そろそろ、ファンの皆様も『GOSICK』新作のカラーは次は何色だろう?
なんて、気にされているのでしょうか。

現在、新作を皆様にお届けするべく、鋭意構想中でございます。
ですが、思ったより時間が必要となってしまいまして、
残念ながら今年はお届けできなさそうです。
お待ちくださっている皆様、申し訳ありません!

<グレイウルフ探偵社>に次はいかなる事件が舞い込むのか?
本領発揮のヴィクトリカに、一弥はきりきり舞いさせられるのではないでしょうか。

楽しみにお待ちくだされば幸いです。
著者の桜庭一樹さんからもコメントをいただきました。

読者のみなさんに、毎年、GOSICKの新作をお届けできて、楽しんでいただけることを感謝しています。今年もぜひ刊行したかったのですが、残念なことに、すこしだけお待たせしてしまうことになりました。楽しみにしてくださっていたみなさんには、ほんとうに申しわけありません。
また、ニューヨークの街で暮らすいつものヴィクトリカと一弥の物語をお届けしたいと思っています。どうか、もうしばらくお待ちいただけますよう……!!!

桜庭一樹

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『異国迷路のクロワーゼ』

「ドラゴンエイジ」6月号に掲載された武田日向さんの訃報です。

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こちらは、イラストレーターの千野えながさんのブログです。「姉の生きた証」。千野さんは武田日向さんの妹さんです。
http://birdsplanet.blog75.fc2.com/blog-entry-177.html?sp

武田さんのお気持ちが、ファンのみなさんに、みなさんのお気持ちも、武田さんに。どうか届きますように。

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武田日向さん

桜庭です。

今日は、読者のみなさんにとても悲しいお知らせがあります。

『GOSICK』シリーズのもう一人の作者である漫画家の武田日向さんが、ご病気のため、今年1月にご逝去されました。
本日発売の「ドラゴンエイジ」6月号に訃報が掲載されています。

武田日向さんとは、小説家と絵師として、「ドラゴンマガジン」2004年1月号に載った最初の短編から、富士見ミステリー文庫版、「ファンタジアバトルロイヤル」連載、そして角川ビーンズ文庫版まで、一緒にゴシックワールドを創ってきました。

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1巻の装画を受け取ったときの驚きを、いまも覚えています。
キャラクターの魅力と個性、図書館塔の空間把握。なんと密で大胆な絵か……!
2巻以降は、この作品にはこの絵があるという前提で、原稿を書くようになりました。
負けないようにとがんばって書くのですが、イラストはそれを軽々超えて、届き、届き、届き続けました。

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そもそもですが、武田日向さんにイラストをお願いすることになったのは、担当K藤さんの慧眼のおかげでした。
1巻の原稿完成前のある日。「ヴィクトリカの絵はこの方に頼みたい!!!」と、武田さんの初コミックス『やえかのカルテ』を差し出されたのが、始まりです。

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シリーズが始まってしばらく経ったころ。
4巻目の打ち合わせのとき、K藤さんが「ここまでモノクロの世界観を創ってきたけど、軌道に乗ったから、武田さんに好きな色を二つ足してもらおうと思うんだ」と言いました。

そして、しばらくのち。
武田さんから届いた装画にあったのは……。
鮮やかな紫と緑でした。

あぁ、凄く綺麗だと思いました。
わたしもゲラに手を入れてヴィクトリカのドレスを紫にしました。

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武田さんとは幾度かお会いしたことがあります。
ご本人は、『異国迷路のクロワーゼ』のヒロイン、湯音(ゆね)ちゃんとよく似ていらっしゃいました。
小柄で、黒髪のボブで、一見線が細いが、真にしっかりしたものが隠されている……そんなふうに見えました。

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そして…
最後にゴシックの絵を描いていただけたのは、2011年のことでした。
アニメ化されたとき(同じころ『異国迷路のクロワーゼ』もアニメ化されていました)、DVDの全巻収納ボックスのためにと、描き下ろしてくださいました。

ご体調が万全ではない中、渾身の力で完成させてくださったのだと、聞きました。

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いま、胸の中を探すと、感謝と尊敬の気持ちしかみつからない。

それから、自分の文章を超えて広がってくる、あの凄い画力に対して……いまでも、強い喜びによる興奮と、畏れる気持ちが、同時に感じられます。

武田日向さんが産み出してくださった、ヴィクトリカの、一弥の、アブリルの、セシル先生の、グレヴィールの、瑠璃の姿が、読者のみなさんの中で、ずっと生き生きと動いて、泣いたり、笑ったり、仲良くなったりして、成長し続けてくれますように。
そして、やえかと芹奈(せりな)が、湯音が、クロードが、みなさんにずっとずっとずーっと愛されていますように!

最後に。
武田日向さん。

ありがとう。 ありがとう。 ありがとう…

桜庭一樹

武田日向さんのコミックス
『やえかのカルテ』(3巻)
『異国迷路のクロワーゼ』(2巻)
『狐とアトリ 武田日向短編集』

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「ニューヨークをお散歩」第八回

ブルックリン橋を渡ると、いよいよ…
ヴィクトリカと一弥が暮らし始めたブルックリン!
橋を渡ってすぐのゆるやかな坂道を少しだけ登ると、クランベリーストリートです。
旧世界風の古くてちいさなアパートメント。街路樹。待ち行く人の足音。
ユダヤ系のお袋の味、チキンスープのいい匂いが立ち込める…
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このちいさなささやかな街に、ヴィクトリカと一弥はいます。
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「ニューヨークをお散歩」第七回

ここまでご紹介してきた大都会のマンハッタン島と、ヴィクトリカたちの住む静かな住宅街のブルックリンを繋ぐのが、この「ブルックリン橋」!
大きくて歴史のある橋です。
『GOSICK RED』では、慣れた調子で自転車を操って、「ヴィクトリカ、行くよ〜!」とスイスイ渡っている一弥です…
しかし『GOSICK PINK』では、一転して、橋が冒険の舞台に!

わぁ、大きな橋!

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そして、ブルックリンから渡って、真ん中をすぎて、マンハッタン島を見たところがこちら。
向こうは大都会、摩天楼だっ!

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いっぽう、マンハッタン島からブルックリンに渡るときはこう見えます。緑茂る落ち着いたユダヤ人街へと…。ゴーホーム・トゥギャザー…♬

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橋のたもとの、いつものアイスクリーム屋さん!
…は、ほんとにあります。
見た目も可愛いアイスクリ〜ム!
日本のアイスよりずっと濃厚で、ひとつでお腹いっぱいになります。image

そして橋を渡ると、とうとう…。

というわけで、つぎはブルックリンの「クランベリーストリート」をご紹介します!

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